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冬のはじまり、あの「ヌプシ」を着て街を歩く瞬間。 冷たい空気を切り裂くように、軽やかで、暖かい。 THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の「Nuptse Jacket(ヌプシジャケット)」は、そんな冬の風景を象徴する存在です。
1992年の誕生から30年以上。 アップデートを重ねながらも、ヌプシは今もなお“定番の王”として君臨しています。 今回はその最新版を、デザイン・機能・素材の3軸から紐解いていきましょう。
1992年のDNAを現代へ|ヌプシが愛され続ける理由
ヌプシジャケットの誕生は1992年。 当時、登山家たちの声から生まれた「軽くて、暖かくて、動きやすい」アウターが、そのまま街のファッションアイコンにまで昇華しました。
現行モデルはそのクラシックなシルエットを活かしつつ、現代的なバランスの取れたサイズ感にアップデート。 肩の落ち方や丈のバランスが絶妙で、アウトドアにもストリートにも自然に溶け込みます。
「着るだけでサマになる」――ヌプシの真価は、まさにそこにあります。
ヌプシジャケットとは?|基本スペックと素材構成
ヌプシは、軽量かつ高い保温性を誇るダウンジャケット。 今回のモデルは環境にも配慮した仕様が特徴です。
素材構成
- 表地:40D Recycled Nylon Ripstop(ナイロン100%)
- 中わた:GreenRecycled CLEANDOWN(ダウン80%、フェザー20%)
- 肩部分・裏地:Recycled Nylon Cloth(ナイロン100%)
特徴
- はっ水加工を施したリップストップナイロンで高い耐久性
- ビルトインフード仕様(襟部分に収納)
- 裾にアジャスターコードを搭載
- 手洗いでのケアが可能
こうした構成が、軽量性と暖かさ、そして環境配慮のバランスを見事に両立しています。
機能美を纏うデザイン|細部に宿る“使いやすさ”
ヌプシを手に取るとまず驚くのが、細部の作り込み。 特に感じるのは、「どんな状況でも頼れる安心感」です。
- フードは襟にスマート収納。急な雨風にも即対応
- 裾のアジャスターで、風の侵入をしっかりブロック
- 袖口のフィット感が高く、保温性をキープ
さらに、ジップの滑らかさや生地のハリ感も絶妙。 毎日着てもストレスを感じにくい完成度は、さすがTHE NORTH FACEといったところです。
ただし、サイズ選びには注意。 レビューでも「少し大きめ」「袖が太め」との声があるため、普段よりワンサイズ下げるのも検討ポイント。 可能であれば試着して、自分にフィットするバランスを見つけたいですね。
街にも自然にも似合う一着|“着回せるダウン”の頂点
ヌプシの魅力は、シーンを選ばない万能性。 たとえば――
- 街中ではデニムやスウェットに合わせて軽快に
- アウトドアでは防寒アウターとして本領発揮
- 旅行時はコンパクトに収納でき、持ち運びも便利
つまり、これ1着で冬のあらゆるシーンをカバーできるわけです。
デザイン面でも、ロゴの配置やステッチの立体感が絶妙で、どんなスタイルにもマッチ。 シンプルながら存在感があり、飽きがこない。 「今年の冬アウター、何を買おう?」と迷っているなら、ヌプシを候補に入れておくのが正解です。
未来を温めるダウン|THE NORTH FACEが示す答え
THE NORTH FACEは、単なるアウトドアブランドではありません。 このヌプシジャケットを見れば、それがよくわかります。
リサイクル素材を使い、環境負荷を減らしながらも、機能性やデザイン性を犠牲にしない。 「自然を楽しむための服」から「自然を守るための服」へ――。 そんなブランドの姿勢が、この一着に込められています。
冬の寒さを包み込みながら、心まで温めてくれる。 ヌプシは、これからの時代にこそふさわしい“定番の完成形”です。


