【レビュー】掃除が楽な加湿器、山善のKSF‐K283 スチームキューブを2ヶ月で売ろうと思った理由

手入れが簡単な加湿器を探していたところ、電気ポットタイプの加湿器を知りました。購入したのは山善のSteamCube(スチームキューブ)というもの。

使ってみて、圧倒的に掃除が楽になった反面、問題点もあったので2ヶ月で売ることにしました…。

今回の記事はその経緯と、同製品の購入に悩んでいる方向けにアドバイスをしていきたいと思います。

こんな人におすすめ
  • 手入れが楽な加湿器を探している
  • 電気ポットタイプの加湿器に興味がある
  • 山善のスチームキューブが気になっている

良いところ

  • 掃除が圧倒的に楽

残念なところ

  • 電気代がヤバい
  • 加湿のパワーがない
  • 加湿できるまでに時間がかかる

山善 スチームキューブ KSF‐K283 について

電気ポットタイプの加湿器とは?

加湿器歴がボチボチある僕でも知らなかったことですが、加湿器にはいろんな加湿方法があるようです。そのあたりは詳しく書かれているブログもあるので調べてみてください。

そして、いろんな加湿器がある中、電気ポットのように蒸気で加湿するタイプがあることを知りました。

昔 実家で、ストーブの上にヤカンを置いて加湿していたことを思い出しましたけど、そんな感じです。

なので、構造はいたってシンプルです。加湿器を開け、器に水を入れるだけです。その水が温まり蒸発することで加湿されます。

この構造だからこそ、余計な部品もなく、お手入れが楽なんですよね。水が入っていた器を洗うだけでOKなんです。

加湿器は掃除が面倒!

加湿器は部品が複雑な形をしており、取り外して洗える部分も限られています。もうとにかく掃除が面倒なんです。

その上、菌が繁殖しやすく、垢も溜まりやすいです。

そこで探したのが電気ポットタイプでした。このタイプなら掃除も簡単なので、ガシガシ使えると思ったんですよね。

山善のスチームキューブは圧倒的に掃除がしやすい!

実際に使ってみて感じたことは、圧倒的に掃除がしやすいです。

給水もしやすく、蓋を開け、水をドバドバ注ぐだけです。

水を入れる器を取り出し、中をブラシでこするだけで掃除は完了します。

山善のスチームキューブを売ろうと思った理由

山善のスチームキューブを購入したことで、かなり掃除が楽になりましたが、結果的に売ることに…。その理由は下記のとおりです。

電気代が2倍近くに跳ね上がった…

ネットのレビューや口コミでも書いてあったので、覚悟はしていたんですが、電気代がヤバいです。

地域や環境によりますが、僕の家では下記の環境で18,000円に…。

  • 12月の使用
  • 夜中以外は「ノーマル運転」で連続使用
  • エアコンや空気清浄機も利用しているため、毎月の電気代は8,000円程度

単純計算ですが、山善のスチームキューブは10,000円も電気代がかかる計算に。

まぁ、常にお湯を沸かし続けているのですから、電気代が高くなるのは分かりますが…ビビりました。

加湿力がなさすぎる

1年を通して加湿器をずっと使うわけではないので、電気代が冬場だけ高くなるのは許せます。我慢できます。

しかし、問題は他にも。

お湯が温まった状態での加湿力がかなり低いです。湧いたお湯の湯気がほんわか出てくるだけなので、うちのリビングは全然加湿されません。

前に使っていた大容量の安い加湿器の方が、すぐに部屋を潤わせてくれましたね。

もはや、タオルを絞ってハンガーにかけておいた方が加湿できるかも、と思いました。

加湿可能になるまで時間がかかる

タンク内の水をすべて沸かすため、かなり時間がかかります。体感ですが、20分くらいでしょうか?そのあたりから、うっすら湯気が出てきます。

説明書にも加湿を早めるためには「お湯」か「少量の水」で始めてくださいと書かれていましたが、その理由は使っていて分かりました。

「手入れが楽」を優先すべきなのか

まとめです。

山善のスチームキューブは、掃除がめちゃくちゃ楽なんですが、それ以外が全然だめでした。

加湿器なので加湿するという仕事だけは、しっかりやってほしいです(でも、そうすると電気代が…)。

以上のことから、加湿器の掃除は手抜きせず、普通のタイプを購入した方がいいと思いました。いい経験でしたね。